嵐野英彦(あらしの ひでを)

1935年6月6日に京都で生まれる。
東京藝術大学作曲科を卒業。松本民之助に師事。在学中にABC朝日放送ホームソングコンクール（クレハホームソングコンテスト）に応募。作曲奨励賞を受賞し、三木鶏郎にスカウトされる。
三木鶏郎音楽工房の作曲・編曲家として活躍し、サウンド・ロゴを始めとする新しいCM音楽を作り出す。
その後は教育者として、尚美学園、滋賀大学教育学部、大阪芸術大学音楽学科にて後進の指導にあたる。
定年退官後は、現在は全日本ピアノ指導者協会理事として新曲課題曲選定委員長や作品アナリーゼの講師を務める。大阪芸術大学音楽学科非常勤講師。日本作曲家協議会、詩と音楽の会、日本音楽著作権協会、国際ピアノデュオ協会会員。
作品は森永製菓の「ピポピポ」等のCM音楽、日活映画「泣かせるぜ」等、NHK教育テレビ「お母さんといっしょ」等、テレビアニメ「鉄人28号」等のBGMから上方落語を素材とするオペラ・ブッファまで多岐にわたっている。現在は「京ことば」による歌曲、子どもや大人のピアノ初心者のためのピアノ曲がよく演奏されている。
出版されたものはピアノ曲集、歌曲集、和声法（共著）、キーボードハーモニー（共著）、ソルフェージュ・テキスト等がある。
CM音楽をまとめたCDが2011年に発売されている。